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唐桶溜(唐桶宗山公園)
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唐桶溜(唐桶宗山公園)

この溜池「唐桶溜(かろけのため)」は、農民の窮状を救うため、板戸用水によって鬼怒川から水を引き、用水溜としたもので、板戸用水とは、宝永4年(1709年)の春、和泉(現在の芳賀町大字東水沼)の岡田宗山が造ったものです。現在の宇都宮市板戸町(旧芳賀郡清原村)の鬼怒川河岸から水を取り入れ、途中3箇所隧道(ずいどう=トンネル)を掘って、東水沼にある唐桶溜に導水して東水沼、西水沼の沢地帯を灌漑したものです。
現在この隧道は埋没してしまっていますが、唐桶溜には自然に水が溜まり今でも大きな役目を果たしています。

溜の畔には導水遺跡碑が建てられており、これは宗山のひ孫である清宣が文化3年(1806年)の春、この偉業を永く後世に伝えるために建てたものです。

「全国ため池百選」「とちぎのふるさと田園風景百選」にも選ばれています。

現在溜池の周辺は公園として整備され、周辺を桜が彩り、広い芝生の多目的広場や長さ約100メートルのローラーすべり台など一日遊べる施設があります。

住所
芳賀町大字東水沼2928
施設
名所・旧跡・公園
定休日
なし
駐車場
あり( 北駐車場29台・南駐車場21台)
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